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みなさんはドッグフードをどのように保存していますか?
- 小分けパックを購入して数日で食べきる
- 大袋を購入してフードストッカーに入れて保存する
それぞれに保存をしていると思いますが、もし愛犬が途中でフードを食べなくなることがある場合、保存方法が影響している可能性もあります。
今回は正しいドッグフードの保存方法についてまとめます。
目次
正しいドッグフードの保存方法
ドッグフードは、開封後なるべく光と熱を避け、涼しい場所で密閉して保存するのがベストです。
理由は以下の通り。
光と熱はドッグフードの品質劣化を促します。
また酸素に触れることで酸化も少しずつ進みます。
これらを防止するために、冷暗所に密閉して保存するのが理想なんです。
冷蔵庫はNG
冷暗所と言えば冷蔵庫を思い浮かべる方も多いですよね。
しかし冷蔵庫保存はおすすめしません。
冷やしたフードは出し入れする際に結露が生じ、カビや腐敗の原因になります。
冷蔵庫以外、窓のない廊下や物置などに置きましょう。
密閉はクリッピングでOK
ドッグフードを密閉するときには、幅広のクリップがおすすめです。
空気を抜いてパチンと止めるだけなので手間が少ないです。
参考:Amazon
小分け袋で数日で食べきるのも◎
2~3日で食べきれる小分けパックなら、フードの保存はそこまで心配しなくてもOKです。
専用ストッカーで保管する
ドッグフード用のストッカーで保存するのもおすすめです。
様々な種類がありますが、
- 透明タイプではないもの(遮光のため)
- 密閉度が高いもの
- 手で触れずにフードを出せるもの
といったストッカーがおすすめです。
ストッカーの中には除湿剤をセットできるタイプ、空気を抜くことができるタイプなどもあります。
湿気対策であれば、安価なシリカゲルをストッカー(またはドッグフード袋)に入れておくだけでも効果はあります。
とはいえ、ストッカーに入れたら万全というわけではありません。
なるべく早めに食べきるようにしましょう。
▼▼▼ドッグフード部のおすすめ▼▼▼
ドッグフード食べきりの目安は1ヵ月
ドッグフードの消費期限は1年~1年半と長いものが多いです。
しかしそれは開封前の消費期限。
開封後は1ヵ月以内に食べきるのが理想。
厳密に言えば、ドッグフードは開封後は酸化スピードが加速されます。
そのため、なるべく早めに食べきることをおすすめします。
酸化したフードを食べることで起こりやすい健康被害とは?
酸化・劣化したドッグフードを食べるとどんな影響があるかをまとめました。
下痢・嘔吐
劣化したフードを食べることで、消化不良を起こしたり、消化器に負担がかかることで下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。
食欲低下
ドッグフードは酸化すると味も香りも落ちます。
これによりワンちゃんがドッグフードを食べようとしなくなることがあります。
将来の病気の原因に
酸化した油分は体内に入ると「活性酸素」を増加させます。
活性酸素は正常な細胞を傷つけ、老化の原因になったり、心筋梗塞や動脈硬化を引き起こす可能性があります。
また、酸化した油で作られる過酸化脂質の一つである「スーパーオキシドアニオン」は、発がん性物質とされています。
アレルギーの引き金や悪化に繋がることも
酸化したドッグフードはアレルギーの引き金になる可能性があると言われています。
また今現在アレルギーがある場合には症状の悪化に繋がることもあります。
まとめ
ドライのドッグフードは一見、長期間保存が効きそうなイメージですが、実は油分を含むため変質しやすいデリケートなものです。
愛犬の健康のため、フードはできるだけ小さいものをこまめに購入する方が安心です。
ドッグフードを上手に管理して、愛犬の健康を守りたいですね。