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毎日同じフードであっても、総合栄養食であるためそれだけでも十分に栄養は取れています。
しかし、たまには別の味も味わってもらいたいという他、ちょっとお腹の調子が悪い時、特別に栄養素を強化したい時などはドッグフードをアレンジするという方法があります。
ここではおすすめのドッグフードのアレンジ方法をまとめたいと思います。
目次
ドッグフードのアレンジ方法
ドッグフードのアレンジ方法は以下のやり方があります。
- ドッグフードをふやかす
- トッピングする
- 調理する
1.ドッグフードをふやかす
ドッグフードにお湯を加え、フードがふやけて柔らかくなったものを与える方法です。
ドッグフードをふやかすメリットは
- 香りが立ちやすくなる=食欲増進
- 柔らかくなる=食べやすい
です。
2.トッピングする
ドッグフードに他の食材をプラスする方法になります。
トッピングするメリットは
- 食欲増進
- 栄養素を追加することができる
- 食べなかったフードも食べることができる(場合もある)
です。
トッピングには上に乗せる「ふりかけ方式」の他、フードに混ぜ込む方法、フード下に置いてフードをメインに食べさせる方法など様々なやり方があります。
3.調理する
総合栄養食であるドッグフードをより手作り食に近づけるのがこの「調理する」方法。
イチから手作りする方法ではなく、ドッグフードに食材をプラスして「調理」します。
例えばドッグフードを出汁に入れて温める、ドッグフードを軽くふやかした後、他の野菜や肉と一緒にオリーブオイル等で炒めるなど。
調理するメリットとしては
- トッピングで食べない時でも食べることがある=食欲増進
- ドッグフード自体の味に変化をつけられる
- 手作り食に近づけやすい
です。
おすすめのトッピング食材は?
トッピングの材料は、与えてはいけない食材意外であれば何でもOKだと言えます。
与えてはいけない食材一覧はこちら↓
その中でも特にドッグフードと相性のよいトッピング食材をご紹介します。
1.ヨーグルト
大好きなワンちゃんも多いのがこのヨーグルト。
【ヨーグルトの効果】
腸内環境を整え、下痢や便秘の解消に役立ちます。また腸内環境を整えることは皮膚や被毛、アレルギー症状の改善、口臭対策などにも効果的です。
プレーンタイプをおすすめします。
2.卵
卵は栄養素が豊富な食材。
タンパク質の強化の他、犬の健康を支える基本的な栄養素は全て卵に配合されていると言っても過言ではありません。
【卵の効果】
運動量の多いワンちゃんの筋肉量維持アップのサポートに効果的です。ビオチンが含まれているため、被毛や皮膚状態の改善にも効果的です。
ただし、生卵はアビジンという成分あり、がビタミンの一種であるビオチンの吸収を妨げることで皮膚病の悪化を招くことがあります。必ず加熱したものを与えましょう。
3.茹で野菜
柔らかく茹でた野菜は食物繊維が豊富。またビタミンやミネラルもプラスすることができます。
【茹で野菜の効果】
腸内環境の改善、便秘解消。ビタミンミネラルの補給。
4.ウェットフード(缶詰)
ワンちゃんの食欲がない時に一番試しやすいのが「ウェットフード」をドライドッグフードに混ぜて与えることではないでしょうか。
ドライフードよりも香りが強めで、嗅覚に敏感なワンちゃんの食欲を高める効果が期待できます。
【ウェットフードの効果】
食欲増進
5.出汁
ドライフードに出汁をかけることで食欲増進の他、スープに溶けだした栄養素をプラスすることができます。
【出汁の効果】
出汁に使った肉や魚、野菜などの栄養素をドッグフードと一緒に丸ごと体内に取り込むことができます。
例えば鶏肉の出汁ならカルシウム、マグネシウム、カリウムなどの栄養成分の他、コンドロイチンやグルコサミン、コラーゲンが豊富で関節炎予防に効果的など。
6.ふりかけ
犬は嗅覚によって食欲を刺激されます。
そのためフードの上に愛犬が好きな香りをふりかけておくと一気に食欲アップ。
おすすめは鰹節や煮干し粉、スキムミルク、すりごまなど。ドッグフードコーナーには各種栄養素を強化した専用のふりかけもあります。
ただし、鰹節や煮干しは塩分も高めなので少量にしましょう。
【ふりかけの効果】
栄養素の強化、食欲増進
7.納豆
驚かれる方も多いですが、犬にとっても納豆の栄養は体にいいもの。(※大豆アレルギーのワンちゃんはNGです)。
納豆菌を使った犬用のサプリメントも数多く販売されています。
ドッグフードにそのまま納豆を乗せるか、フードに混ぜるだけでOK。タレやしょうゆなどの味付けはしません。
【納豆の効果】
高たんぱく質、低脂肪。大豆サポニンは抗酸化作用・免疫力向上など。ナットウキナーゼは血液の流れを良くし、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ効果があります。
8.オリーブオイル
オリーブオイルには不飽和脂肪酸とオレイン酸が豊富に含まれています。
一日にティースプーン1杯程度をドッグフードにかけて与えるだけ。ただし、肥満気味のワンちゃんには数日おきでもOKです。
【オリーブオイルの効果】
オリーブオイルに含まれるオレイン酸と不飽和脂肪酸により、皮膚病予防、被毛のツヤをアップさせる効果や、免疫力のアップにも役立ちます。
9.生野菜
熱に弱いビタミンCも生野菜であればそのままフードと一緒に取り込むことができます。
とはいえ、生野菜には見向きもしないワンちゃんも多いので、その場合にはあまり適しません。香りの強いトマトやパセリ、大根おろしなどは比較的食べる子もいるようです。
【生野菜の効果】
熱に弱いビタミン類を摂取することができる。またファイトケミカルによる抗酸化作用(老化対策)も期待できます。
10.バナナ
フレッシュなフルーツにはワンちゃんの体にもよい成分がたくさん含まれています。
しかしフルーツならなんでも犬にあげても良いわけではありません。ブドウ類・レーズン・アボガドやイチジクは中毒を引き起こす可能性があるため与えるのはNGです。
【バナナの効果】
食物繊維のペプチドやオリゴ糖により腸内環境を整える作用があります。
ただし、甘いため太りやすいこと、カリウムが豊富なので腎臓の悪いワンちゃんにはおすすめできません。
ドッグフードのアレンジとトッピングで犬の食生活も楽しく♪
毎日同じごはんを食べていると飽きてしまうのは人間も同じこと。
時にはドッグフードをアレンジしたり、トッピングを添えたりして愛犬の食欲を刺激してみましょう。
食事にキラキラを目を輝かせる姿を見られるのは飼い主さんにとっても嬉しいですよね。
アレンジやトッピングをしてもドッグフードを食べない時には「フードローテーション」を試してみるのもおすすめです。
上手にドッグフードを与え、愛犬の健康と長生きをサポートしていきたいですね。