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ここでは7歳半になった我が家の愛犬とんこの「炎症性乳がん」の闘病記を綴っていきます。
初期症状から手術までの経過はこちらをご覧ください。
【2019年11月追記】
※かかりつけの病院で定期的にチェックしてもらい、現時点では「炎症性乳がんであった可能性は極めて低い」と言われました。
ここからの経過は炎症性乳がんの経過とは違う可能性があります。
乳腺術後の経過・炎症性乳がんと診断された経過・炎症性乳がんではないと診断されるまでに至った経緯が書かれています。
手術1日目退院
手術当日を0日目として、翌日とんこを引き取りにいきました。
散歩も自由、飲食も今まで通りでOKとのこと。
抗生剤の内服を1日1回、イソジンでの消毒を1日1回。
大きな傷なのに、そんなフリーでいいの・・・とちょっと不安に。
傷からはまだ出血が少しあり、あまり無理をさせない方がいいだろうなという、私の判断で散歩は行ってません。
トイレの時だけ外に出して、あまり草むらを歩かせないようにして2~3分歩かせておしっこをしたらすぐに家にも戻って安静。。
そんな風にして1日目は過ごしました。
痛みで食欲はないだろうと思っていましたが、家に帰ってきてすぐに水をがぶ飲み。そしておしっこをたっぷりしてくれました。
消化に良さそうな柔らかめのウェットフードをあげるといつもの量の半分くらいをペロっと食べてしまいました。本当にほっとしました。
術後2日目
翌日、朝すぐに抗生剤をプレーンヨーグルトに混ぜて飲ませました。
プレーンヨーグルトは以前からかかりつけの動物病院でもおすすめと言われていたので、お薬を飲むとき、食欲がない時にはよく食べさせていました。
その後、イソジンスプレーを傷に吹きかける処置があるのですが、この時は「キャン!」と鳴いて痛がりました・・・。
見ててすごくつらいです。
傷からはまだ出血があります。いつになったらこの出血が止まってくれるのか。炎症性乳がんは傷の治りが極端に悪いと書いてあったので、化膿するのではないか、いつまでもくっつかないのではないかと不安でたまりません。
傷は糸の他に、ステプラ―というホッチキスみたいなので縫合していました。
術後3日目
少しずつ動く量が増えてきました。
朝5時頃、サークルを開けると私の近くにトコトコと歩いてきて、ごろり。
痛いだろうお腹を見せて甘えてくれました。
そのまま一緒にゴロゴロしていると今度はおしっこしたい、とドアの前へ。
外でおしっことうんち(術後初!)もできました。うんちは泥状便といった感じ。あまりいい状態ではないけれど、出ないよりは全然ましです。
お腹が動き始めた良い証拠だと思いました。
食欲もますます出てきて、ここまでは本当に一日一日元気になってきたという実感があります。
ただ、傷はまだまだ痛そうで、少し出血も続いています。
まずはこの傷が一日でも早く治ることを願うばかりです。
術後4日目
朝によいお通じがあり、ほっとしたのもつかの間。
かわいそうだからとネット包帯を外していたのが災いしたのか、夜になって血液の混じった組織液(漿液性)がたらーっと出てくるようになってしまいました。
圧迫止血をすること1時間。
やっと出血が止まりましたが、念のためガーゼで圧迫したままその日は就寝。
術後5日目
朝にはほぼ出血が止まりましたが、かなり冷や冷やしました。
ネット包帯はすごく嫌がってどうしても脱いでしまうので、エリザベスウェアの下にネット包帯をして、爪で引っ掛けられないように調整。
動きたい気持ちでいっぱいのとんこをサークルの中に閉じ込めて安静にしました。
動けないと分かるとその日は一日ぐーぐー。
やっぱり術後の体力回復のためにはたくさん休ませてあげることが大事なんだと痛感しました。
術後6日目
傷の赤みが少なくなり、見た目にもキレイになってきました。出血はネット包帯にわずかにつきますが、ほとんどありません。
食欲は旺盛。水もよく飲んでくれます。
サークルの中は退屈なのか「出して」コールがすごい。
傷もキレイだし…と1時間だけサークルから出し、お部屋の中で自分の好きな場所でゆっくりと過ごさせました。
先生からは食事はいつも通りにしてね、と言われましたがネットで調べていると「鶏むね肉の良質なタンパク質は創傷治癒に効果的」というのを見かけ、本日からいつものごはんにプラスして鶏むね肉を食べさせるようにしました。
8枚の鶏むね肉を一気に圧力鍋で加熱して、細かく裂いて冷凍庫にイン。
これで毎日食べさせてあげられます。
術後7日目
傷の痛みが少なくなってきたのが見てて分かるくらい元気な様子。
元気になったら急に服を着るのを嫌がるように・・・(笑)
それでもなんとかネット包帯と洋服を着せて過ごしています。
まだ傷は痛々しいですが、目立った腫れや膿などはありません。
少しずつ回復に向かっていることを実感できました。
抜糸後の経過に続く↓
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