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ワンちゃんの缶詰といえば「ペディグリー」というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
CMをしていたこともあり、ペディグリーは「ごん太のほねっこたべて~」と同じくらい有名なドッグフードブランドと言えそうです。
その1900年代の懐かしCMがこちら↓
「トップブリーダー推奨」というフレーズで、当時日本ではドッグフードは「ビタワン」というイメージだったのを一気にぬりかえたのがこのペディグリーチャム。
とまあ、1900年代後半には日本のペットフード市場を一世風靡したほどのペディグリーですが、その後危険なドッグフードの代名詞的な存在に変わっていきます。
そんな色々と話題のドッグフード「ペディグリー」についてまとめます。
目次
ペディグリードライ・成犬用旨みビーフ&緑黄色野菜入りの原材料
※赤:合成酸化防止剤・オレンジ:穀類・繊維質・緑色:危険度は低いが不要な添加物で示しています。
主原料は穀物で詳細は不明。
○○等、という曖昧な表示が多く公式サイトをみても、安全性についての詳しい記載はありません。
唯一、イギリスのウォルサム研究所(世界的なペットフードの研究所)と生産元であるマースジャパンリミテッドが連携してドッグフードを作っているという点では安全性に配慮しているのかな?と思わせてくれますが、気になる点がひとつ。
どこにも「ペディグリーがウォルサム研究所で研究して作られた」とは書かれていないんです。
また安全性が必ずしも確立されているとはいえない合成酸化防止剤の「BHA、BHT」の両方が配合されています。
さらに保存料として「ソルビン酸カリウム」も配合。
着色料も使用されている点、Ph調整剤など気になる添加物がたくさん配合されています。
ここで理解してほしいのはドッグフードに含まれる食品添加物はペットフード安全法で定められた基準値内での添加であり、安全だと一生涯愛犬が食べ続けても安全だと考えられる量と内容であるということです。むやみに添加物は怖いと思う必要はありません。
しかし個人的には精神衛生上、発がん性について一度は問題視された添加物を愛犬に与えたくはないと考えます。詳細については別途まとめる予定ですが、当サイトは食品添加物を多用しているドッグフードは勧めない方針です。
人間用のハムやソーセージの加工肉は発がん性があると言われたことがありますよね。
その後に実際はそんなにリスクが高くないと研究機関からの発表がありました。それでも我が子や家族に頻繁にハムやソーセージを食べさせるのをためらってしまいます。
これと同じ心理が働くのです。
本当に飼い主と愛犬のことを考えるのであれば、一点の不安も残さないフードを作ってほしいと考えています。
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りの保証分析値
以下の栄養量を保証しています。
タンパク質 | 脂肪 | 粗繊維 | 灰分 | 水分 | 代謝エネルギー(ME) |
---|---|---|---|---|---|
18.0%以上 | 9.0%以上 | 4.0%以下 | 8.0%以下 | 10.0%以下 | 345kcal/100g |
栄養基準
ペットフード公正取引協議会の基準 | AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準 |
---|---|
満たしている | 満たしている |
品質ランク:E
タンパク質が18%というのは、AAFCO(全米飼料検査官協会)が定める栄養基準の下限です。
子犬用は22%と少し高まりますが、これもAAFCOの定める最低量です(子犬の場合)。
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りの評価
高評価ポイントと低評価ポイントを箇条書きでまとめます。
【高評価ポイント】
- 価格が安い
【低評価ポイント】
- 合成酸化防止剤の使用(BHA、BHT)
- タンパク質の割合がAAFCO基準の下限
- 着色料・添加物の使用が多い
- 栄養価が低い
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りの口コミ
Amazon、楽天から特に多い内容の口コミをセレクトしました。
Amazonの口コミ
Amazonトップカスタマーレビュー
普段は出来るだけ無添加、無着色のものを与えているのですが、飽きるようで残すようになります。そんなときにこのフードを与えるとよく食べます。ただ、こんなに色を着けなくても…ってくらい着色料がキツイ。
オシッコも濃い色が着いてます。
愛犬の健康面を考えるとメインのご飯には出来ないかなと言う感じです。
ジャンクフード的にたまに与えてます。
Amazonトップカスタマーレビュー
楽天の口コミ
4匹いるので10キロは助かります。ダンボールが使い回しだったのが気になりましたが…他は問題なしです。また購入します!!
楽天みんなのレビュー
遠くにあるホームセンターなどに行かないと買えないですし、値段も高いですし、近所にあるペットショップでは売っていないので助かります。
楽天みんなのレビュー
2回目の購入です。夏場は食が細るのですがこれからは良く食べるシーズンになります。
楽天みんなのレビュー
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りのラインナップと栄養成分
種類 | 適正年齢・症状等 | 主原料 | 穀物・繊維質 | 粒の大きさ | 合成酸化防止剤 | 不安な成分 | Kcal/100g |
---|---|---|---|---|---|---|---|
それいけ小型犬!成犬用(チキンチーズ入り) | 1歳以上 | 穀類(とうもろこし、小麦、米) | 8種 | 小粒 | BHA、BHT | シュガービートパルプ、赤102、青2、ソルビン酸K | 370Kcal |
それいけ小型犬!成犬用(チキン入り) | 1歳以上 | 穀類(とうもろこし、小麦、米) | 8種 | 小粒 | BHA、BHT | シュガービートパルプ、赤102、青2、ソルビン酸K | 370Kcal |
それいけ小型犬!成犬用(ビーフ入り) | 1歳以上 | 穀類(とうもろこし、小麦、米) | 8種 | 小粒 | BHA、BHT | シュガービートパルプ、赤102、青2、ソルビン酸K | 370Kcal |
それいけ小型犬!子犬用 | 1歳未満 | 穀類(とうもろこし、米) | 6種 | 小粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、ソルビン酸K | 375Kcal |
それいけ小型犬!7歳から用 | 7歳から | 穀類(とうもろこし、小麦、米) | 6種 | 小粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、赤102、青2、ソルビン酸K | 360Kcal |
それいけ小型犬!11歳から用 | 11歳から | 穀類(とうもろこし、小麦、米) | 8種 | 小粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、赤102、青2、ソルビン酸K | 365Kcal |
それいけ小型犬!体重管理用 | 1歳以上 | 穀類(とうもろこし、米) | 6種 | 小粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、ソルビン酸K | 345Kcal |
成犬用ビーフ&緑黄色野菜 | 1歳以上 | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤102、ソルビン酸K | 345Kcal |
成犬用ビーフ&緑黄色野菜&魚 | 1歳以上 | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤103、ソルビン酸K | 345Kcal |
成犬用チキン&緑黄色野菜 | 1歳以上 | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤104、ソルビン酸K | 345Kcal |
子犬用チキン&緑黄色野菜 | 1歳未満 | 穀類(とうもろこし、米等) | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤102、ソルビン酸K | 360Kcal |
7歳から用チキン&緑黄色野菜入り | 7歳から | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤103、ソルビン酸K | 335Kcal |
11歳から用チキン&緑黄色野菜 | 11歳から | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤104、ソルビン酸K | 345Kcal |
肥満気味の愛犬用ささみ&ビーフ&緑黄色野菜 | 肥満気味 | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 小粒~中粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤105、ソルビン酸K | 330Kcal |
大型犬用ビーフ&チキン&緑黄色野菜 | 1歳以上 | 穀類 | 分類名種類のため種類数不明 | 中粒~大粒 | BHA、BHT | ビートパルプ、青2、赤106、ソルビン酸K | 345Kcal |
形がバラバラでミルク粒・チーズ粒など、嗜好性の高いフード設計になっているのはいいのですが、やはり保存料・合成酸化防止剤の量の多さは気になりますね。
1kgでどれくらいもつ?コスパチェック
※ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りでチェックしています。
- 体重2㎏の成犬なら約20日間
- 体重5㎏の成犬なら約10日間
コスパは10gあたり2.58円。
10g当たり7円以下の「低価格帯フード」に分類されます。
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りの原産国・食いつき・価格など
※食いつきについては口コミを参考にしています。
生産国 | タイ |
販売元 | マースジャパンリミテッド株式会社 |
食いつき | 不良~まあまあ |
粒の大きさ | 小粒~大粒 |
サイズ | 800g/1Kg/1.8Kg/2Kg/2.2Kg/5.5Kg/10Kg |
与える量 | 5㎏の成犬:1日当たり95g |
小売り価格 | 希望価格 |
Amazon | 2.2Kg:658円 |
楽天 | 2.2Kg:699円 |
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りの総合評価
価格以外はあまり褒められるポイントがないというのが正直なところです。強いていえば嗜好性を高めるための工夫がされています。
カリカリフードの中に、ミルクやチーズが入った「ミルク粒」「チーズ粒」を好んで食べるワンちゃんも多い様子。
しかし、見た目にカラフルなフードは着色料が多種使用されており、飼い主さんの中でも「毒々しい」と表現される方もいました。
ワンちゃんの食の安全を考えるのであれば、安いからと安易におすすめはできません。ただしマース製品の多くは合成酸化防止剤を普通に使っています。
ペットフードの世界的権威である研究所「イギリスのウォルサム研究所」と、ペットフードの世界的企業「マース」が生産・販売をする点でその製品を信じるというのもアリかとは思います。
ペディグリードライ・成犬用ビーフ&緑黄色野菜入りはこんなワンちゃんにおすすめ!
- 低価格なフードをお探しの方