一般的なドッグフードは加熱処理により生肉やその他の原材料が持つ栄養素は失われてしまいます。
そのため、合成ビタミンや合成ミネラルを添加するのがドッグフードでは当たり前に行われてきました。
しかし、その加熱処理をしないことで、生肉に含まれる酵素や栄養素をまるごと摂取できる製法が今人気となっています。
それが「生肉主原料」と言われるドッグフード。
エアドライ製法、低温加熱、フリーズドライなど様々な製法により、主原料である生肉、そしてその他野菜などの酵素や栄養素を損なうのを最小限に出来ます。
犬本来の食形態に最も近いとして、今注目を集めているドッグフードです。
そんな生肉主原料のドッグフードの中からおすすめのドッグフードを厳選してランキングしました。
生肉主原料のドッグフード、5つの評価ポイント
当サイトでは以下の5つの項目で生肉主原料のドッグフードをランキングしました。
原材料の品質
加熱処理をしないのであれば、原材料の品質はますます重要になります。
主原料を中心に、その生産地や品質の明記、一つ一つの素材にトレーサビリティーが徹底されているかどうかなど、素材の品質をチェックしました。
製法
おなじ生肉主原料のドッグフードでも製法により損なわれる栄養素に差がでます。
より栄養素を多く残せる製法かどうかをチェックしました。
栄養価
栄養バランスとチェックします。
蛋白質、脂肪分、繊維質、灰分などのバランスの他、100g当たりのカロリーが適切かどうかもチェックします。
ここでのポイントは「一般的な飼い犬に適切かどうか」です。
特別運動量の多いアスリート犬や筋肉質な大型犬などは一般的とせず、体重10㎏前後、室内で飼われている犬を対象にチェックしています。
口コミ
TwitterやInstagram、Amazonや楽天のレビューをチェックしました。
評価の高いものは高評価としています。
なお、商品提供を受けて書かれた口コミは評価対象から外しました。
コスパ
品質や栄養バランス、製法とコストを照らし合わせ妥当なコスパなのかをチェックしました。
生肉主原料のドッグフードランキング
第1位 レガリエ
販売会社 | 主原料産地 | 製法 | コスパ | お試し | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
オネスト株式会社 | 日本 | 低温加熱製法 | 25.1円/10g | あり | ★★★★★ |
日本発のグレインフリードッグフード。
原材料のほとんどを国産にこだわり、主原料の生肉は国産鶏肉・鶏レバーと旬の魚、さらにニュージーランド産またはオーストラリア産の高品質な牛肉の4種をブレンドしています。
素材は全てヒューマングレード。完全無添加、獣医師監修、国内製造のまだ日本では類を見ない高品質なドッグフードです。
生肉主原料は過度にタンパク質が高くなり、運動量の少ない犬の場合は肥満の原因に。
レガリエは「体重10㎏以下の室内犬」向けにタンパク質量は28%、カロリーは348/Kcalとバランスもよいのが魅力。
お試しがあるので気軽にチャレンジできます。
第2位 モグキューブ
販売会社 | 主原料産地 | 製法 | コスパ | お試し | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
レティシアン株式会社 | ニュージーランド | フリーズドライ製法 | 116.7円/10g | なし | ★★★★☆ |
日本を代表するプレミアムフード販売店であるレティシアンが手がけたドッグフード。
人工飼料ではなく、牧草だけを食べて育つ「グラスフェット・ラム」の高品質な生肉を74%以上使用し、栄養素を壊さないよう真空冷凍乾燥技術「フリーズドライ製法」を採用。
栄養価の高さはお墨付き。
ただし、タンパク質量32%、脂肪26%、カロリー485Kcal/100gと全て高いため、運動量の少ない犬、シニア期では適量を守らないと肥満に繋がる恐れも。
また、フリーズドライ製法、こだわりの品質などにより他のドッグフードと比較して価格はかなり高めなのがネック。
第3位 ジウィ
販売会社 | 主原料産地 | 製法 | コスパ | お試し | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
ZIWI | ニュージーランド | エアドライ製法 | 95.7円/10g | なし | ★★★★☆ |
生肉主原料で最も有名なのがこの「ZIWI(ジウィ)」だと言えます。
ニュージーランド発のドッグフードメーカーで、素材は全てニュージーランド産。
トレーサビリティーを徹底し、素材一つ一つの品質をチェックした安心安全なドッグフードです。
主原料の生肉はラムの他にもジビエやビーフ、チキンなどラインナップが豊富なのが魅力です。製法はエアドライ製法ですが、最終段階で殺菌のために高温で短時間加熱をしています。
生肉主原料のフードとしてメジャーであることから口コミも多く、その評価も高いです。
※楽天・Amazonまたは正規店での購入になります評価ポイント一覧
ランキングに関しての評価ポイントを一覧でまとめました。
第1位 レガリエ | 第2位 モグキューブ | 第3位 ジウィ |
|
---|---|---|---|
品質 | とてもよい | とてもよい | とてもよい |
製法 | 低温加熱製法 | フリーズドライ製法 | エアドライ製法 |
栄養価 | とてもよい | 肥満に注意 | 肥満に注意 |
口コミ | 評価が高い | 口コミ少ない | 評価が高い |
コスパ | 25.1円/10g | 116.7円/10g | 95.7円/10g |
評価 | とてもよい | よい | よい |
公式サイト |
生肉主原料のドッグフードはコスパと栄養価が高くなりがち。
せっかく高品質なドッグフードでも継続できなければ意味がありません。また、高たんぱく質食は運動量が少ないワンちゃんだと肥満のリスクになります。
室内犬で一日の散歩量が30分程度の飼い犬の場合にはレガリエが品質・栄養バランス・コスパが優れています。
生肉主原料のドッグフードによくある質問
Q1. 生肉主原料のドッグフードでは鶏や牛などの内臓を使っているものも多いですが、心配ないの?
A. 内臓を使うことで気になる細菌・寄生虫等は製造過程で死滅するため心配いりません。
内臓を使うことで不安になるのは細菌感染や寄生虫感染だと思います。
これらは加熱処理をしていないものの、冷凍・真空や80~90度の低温加熱処理、工程最後で行われる熱処理などで完全に除去されています。
Q2. 生肉主原料のドッグフード、ずばりメリットデメリットを分かりやすく教えてください。
A. メリットは栄養価と吸収率が高いこと、犬本来の食形態に近いこと、素材の持つ栄養素・酵素が損なうのを最小限にできること。
デメリットはコストがかかること、運動量の少ない犬だと肥満に繋がる可能性があることです。
Q3. なぜ生肉主原料のドッグフードは高いの?
A. 主に主原料と製法によるものです。
高品質な生肉でないと主原料に出来ません。
そのため一般的なドッグフードよりも原材料が高くなります。また、エアドライやフリーズドライなどは加熱処理で作られるフードと違い、製造コストが高くなります。
そのため、生肉主原料のドッグフードは基本的に高価格帯フードになります。
Q4. 愛犬の食事に取り入れてみたいです。普通のドッグフードに混ぜて与えてもいいの?
A. ドッグフードに混ぜて与えても問題ありません。
ただし、与える量には注意が必要です。
生肉主原料のドッグフードは高カロリーなものが多いため、いつものドッグフードは追加する分減らして与えましょう。
運動量の少ないワンちゃんは体重の増減をこまめにチェックしましょう。
Q5. 生肉主原料のドッグフードから細菌感染やウイルス感染はしない?
A. しません。
加熱処理ではないものの、製造過程で殺菌されているため安心して与えることができます。
迷ったらレガリエを試してみよう
色々見たけど、迷ってしまったのならまずはレガリエの160g500円のお試しパックを試してみることをおすすめします。
生肉主原料のドッグフードにおいて、品質・栄養価・コスパともにおすすめできます。
お試しパックがあるので、気軽に試せるのも嬉しいです。
まずはお試しで愛犬の食いつきをチェックしてみてはいかがでしょうか?
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